「Makuake」におけるプロジェクト実施期間について詳しくご紹介します。基本的なルールやポイントをおさえた上で、それぞれのプロジェクトに合った期間の設定や運用に役立ててみてください。
▼目次
「Makuake」のプロジェクトの推奨実施期間は、2ヶ月〜3ヶ月です。
設定可能な掲載期間は最大で89日間となっており、月末最終日は終了日として設定することができません。また、終了時刻はどのプロジェクトも一律で22:00となっています。
尚、「Makuake」ではプロジェクト終了から半年以内に全てのリターンの提供を完了させる必要があります。それぞれの状況に合わせた終了日を設定しましょう。
プロジェクトの開始日、終了日の決め方は多様で、実行者の状況にもよりますが、以下のポイントをふまえた上で検討するのがおすすめです。
※一度決めた開始日、終了日は変更することができないため、慎重に決めましょう。
市場の盛り上がりに合わせて開始日を設定することで、季節感をネタとして取り上げたいメディアなどに掲載されやすく、より多くの方に注目されるチャンスになります。
また、実際にリターンがサポーターの手元に届くタイミングを検討することも大切です。
特に、季節商材などは時機を逃してしまうと好感度が下がる要因にもなりかねないので、慎重に計画しましょう。
そしてプロジェクトを大きく左右する何よりも重要なポイントは、どの日に開始するかよりも開始に向けてどのような準備をおこなってきたか、です。
ゆとりを持ってプロジェクトの準備、告知に取り組めるような日程を検討しましょう。
終了日において大事なポイントは、リターン配送から一般発売までの期間が短くなりすぎないようにすることです。一般販売よりも前に、サポーターへのリターン配送を全て完了しなければならないためです。
生産遅延、配送遅延など何かしらのトラブルが起こった場合、対処する時間が取れないとクレームが発生する可能性があるため、ゆとりを持ったリターン配送計画を立てた上でプロジェクト終了日を決めましょう。
プロジェクト実施期間内のフェーズ・流れの特徴を知っておくとスムーズにプロジェクトを実施できます。
プロジェクトの公開から3日間ほどは初速期と呼ばれ、プロジェクトの伸びを左右する重要な期間とされています。
新着プロジェクトとしてサイト内の注目されやすい位置に掲載されるなどアクセスが集まりやすい期間です。
そのタイミングを逃さず、自社SNSやプレスリリースなどで十分に集客し目標を達成することで、盛り上がっているプロジェクトとしてさらなるサポーターから注目されやすくなるため、事前の準備をしっかり行いましょう。
またラストスパート期は、終了から1週間程前の期間で、応援購入を検討していた方のかけこみが見られる時期でもあります。
一度は検討したものの、その後忘れてしまっていた方に思い出してもらうためにも、そのタイミングでSNSでの発信やイベントの実施などを行い、再度プロジェクトを周知することが重要です。
一般的にプロジェクトの期間は長い方が応援購入総額が伸びると思われがちですが、個々のプロジェクトの性質によって異なるため、一概に長い方がいいとは言い切れません。
例えば、応援購入総額を伸ばすためにプロジェクトの実施期間中にイベントを実施したり、広告を配信するなどのPR施策を予定している場合、実施期間を長くとるほうが有効です。
逆に、プロジェクト期間が短すぎる場合も、せっかくプロジェクトを知った際にはもう終了していたという機会損失が発生しやすくなります。
上記のような特性と、リターン配送、一般発売のスケジュールなどと合わせて実施期間を検討してみてください。