弊社はスマートリングのようなウェアラブルデバイスの販売を行っている企業ですが、まったく実績のない新商品を日本で初めて発売するにあたって、商品の存在をどのように認知してもらうかが最大の課題でした。新規性のあるプロダクトだったため、何とかしてアーリーアダプター層に効率的なアプローチを行いたいと考えていました。
自社ECサイトやAmazon・楽天等の有名ECモールへの出品等の通常のやり方では、ユーザーへのアプローチが容易ではなく、差別化も難しいと思いました。効率的にアーリーアダプター層に対して商品の存在や魅力を訴求したかったため、Makuakeでプロジェクトを実施しました。
アーリーアダプター層に商品の存在を認知してもらうためには、クラウドファンディングが最適な選択肢だと判断しました。Makuake以外のクラウドファンディングプラットフォームも実施しましたが、ユーザーからの認知度や信頼性ではMakuakeが最も優れていると感じました。
Makuakeでは企業ごとに専属のキュレーターがつくため、プロジェクトに関する質問だけでなく事前のプレマーケティングの方法や広告等についても相談に乗ってもらえました。
当初の目的通り、アーリーアダプター層に対して効率的にアプローチすることができたと感じています。PRとしての効果も大きく、複数のメディア等から問い合わせをもらい、結果として多くのユーザーに認知してもらうことができました。
応援購入数についても、当初の期待を大きく上回る実績を残すことができました。Makuakeは他のクラウドファンディングプラットフォームと比較して審査が厳しいため、Makuakeでプロジェクトを実施できたことが商品そのものの信頼につながりました。
審査については年々厳しくなっている印象がありますが、ユニークでイノベーティブなプロダクトにはエビデンスで証明できない要素もあると思うので、無難な商品ばかりにならないようにバランスも考慮してほしいと思います。
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