プロジェクト実施に必要な許認可や書類について
プロジェクトを実施するには、許認可や審査に伴う書類の準備が必要です。本記事では、必要となるものの一例をご紹介します。プロジェクト内容によって必要な許認可や書類は異なるため、本記事を参考に必ずご自身で確認のうえ進めましょう。
1)必要な許認可や届出、契約について
新たな事業に挑戦する際に欠かせないのが、事業に関連する条例や法規制などの事前の確認、関係公的機関との調整です。本業に並行してプロジェクトの内容を考えたり、ページを制作したりと忙しくしていると、ついうっかり見落としがちな部分でもあります。
ただし、法規制などはうっかり忘れていたが通用しないもの。公的機関とのやりとりは民間企業よりも時間がかかる場合が多く、スケジュールに影響が出るだけでなく、最悪の場合は罰金や事業の中断にも繋がるため、必ず、事前に詳細な部分まで含めて確認を行うことが重要です。まずは必要書類を洗い出し、早め早めの頭出しを行いましょう。
また、リターンの提供にまつわる関係者との契約なども、後々トラブルにならないよう細かい部分の内容まですり合わせを行うことが大切です。契約期間や報酬の設定、支払い方法などをしっかり準備して契約締結に臨みましょう。
▼必要な免許や許認可の一例
事業内容 | 必要となるもの |
食品の製造 | 製造許可証 |
食品の輸入 | 食品等輸入届出済証 |
サウナ開業 | 公衆浴場営業許可 |
包丁やキッチンツール | 食品衛生法適合証明書 |
モバイルバッテリー | PSE認証 |
飲食店開業 | 飲食店営業許可証 |
上記は必要となる書類の一例です。実施内容やエリアによって必要となる許認可や管轄の役所、取得にかかる期間は異なるため、必ず事前の確認を行いましょう。
2)審査に必要な書類について
プロジェクトを実施するには、審査を通過する必要があります。審査は、関連する法律や運営規定などに則ってプロジェクトを問題なく進めることができるかどうかを確認するものです。
Makuakeでは、以下の3つの審査を実施しています。
①取引先審査
②実現性審査
③表記審査
①の取引先審査から順番に、すべての審査を通過したのちにプロジェクトを公開することができます。審査に必要な期間は、すべての必要書類やページ内容などが整っている状態でおおよそ2週間〜3週間となっています。
プロジェクトの内容や審査結果によっては追加で必要な確認が発生する場合もあるため、準備を進める過程で、必ず担当者との間ですり合わせ・確認を行いましょう。
▼審査の段階と内容
審査の種類 | 目的 | 必要書類 |
①取引先審査 | 実行者様の所在とお取引相手を確定させるための審査 | 履歴事項全部証明書、印鑑証明書 など ※法人個人で内容が異なります |
②実現性審査 | プロジェクトの実現性を 確認する審査 | 申込書同意書、リターンの製造にまつわる許認可、契約書、見積書 など |
③表記審査 | ページ表記の裏付けとなる内容を法律的、事実的に確認する審査 | 各種許諾、産地証明となる見積書、性能検査の結果、原材料一覧 など |
※あくまでこちらは一例です。プロジェクト内容によって必要な書類は異なります。
以上、必要な許認可や届出、審査書類についてご紹介しました。プロジェクト内容によって必要な許認可や書類は異なるため、本記事を参考に必ずご自身で確認のうえ進めましょう。
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