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目標未達成プロジェクトに共通するつまづきポイント

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Makuakeでプロジェクト実施をご検討いただいている事業者様から、「プロジェクトを失敗した事例も参考に知りたい」というお声をいただくことがあります。今回は、目標未達成のプロジェクトに共通するポイントを5点ご紹介いたします。

▼目標未達成のプロジェクトに共通するポイント
1)ゆとりを持ったスケジュールの計画ができなかった
2)下調べの時間を取れず、書類の手配に難航した
3)プロジェクト前〜公開中の集客をやりきれない
4)一人で抱え込んでしまう
5)失敗の原因分析と改善のためのアクションをしない

 

1)ゆとりを持ったスケジュールの計画ができなかった

プロジェクトに初挑戦する事業者は特に注意が必要です。計画段階ではゆとりがあったとしても、実際に蓋を開けてみるとやるべきことがたくさんあり、かつそれぞれの項目が予定どおり進まない事態が多々発生します。

さらに本業を抱えながらの挑戦となるため、本業に影響のある季節性の要因なども考慮した上で、全体スケジュールをしっかりと見通して計画を立てるようにしましょう。

時間が足りずに苦戦することはプロジェクトを実施してきた誰もが通りうる道です。準備すべきことをしっかりと理解した状況で、ゆとりあるスケジュールで進めることができれば、よりスムーズに進めることができるでしょう。

 

2)下調べの時間を取れず、書類の手配に難航した

どのような業界においても、新しい事業を始めたり新たな挑戦に取り組む際には往々にして書類集めや作成、提出などの事務仕事が大変多くなります。

下調べが不十分なまま勢いでプロジェクトに突入してしまうと、途中で許認可が必要だと発覚して中断せざるを得なかったり、審査が通過できなかったり、内容を大きく変更せざるを得ないなどの想定外の事象が発生することになります。

事業で必要な情報は何か、自分が何をしたいのか、そのためにはどういった書類が必要になるのか。必ず時間を確保して下調べを行い、必要であれば専門家や役所の力を借りながら、担当キュレーターにも相談した上で抜け漏れのないように進めましょう。

特に、法規制などはうっかり忘れていたが通用しないもの。公的機関とのやりとりは民間企業よりも時間がかかる場合が多く、スケジュールに影響が出るだけでなく、最悪の場合は罰金や事業の中断にも繋がるため、必ず事前に詳細な部分まで確認を行うことが重要です。

 

3)プロジェクト前〜公開中の集客をやりきれない

タイトなスケジュールの中で発信や告知、集客が後回しになってしまって伸び悩んでしまうことはよくあることです。

特に、プロジェクト初挑戦でSNSのアカウントもこれからフォロワーを増やしていくような立ち上げ段階だと、「何を投稿しても反応がもらえずフォロワーが増えない」という状況に心が折れて投稿が滞りがち、という状態もよく見られます。これだけ世の中に商品が溢れている中で広告の効果も今ひとつ、という状況も起こりうるでしょう。

しかし発信を止めてしまえば、知ってもらう機会を増やすことはできません。また、告知や集客の手段はオンラインに限ったことではありません。友人知人など顔を知っている人に直接会いにいく、地元のコミュニティに足を運ぶ、チラシを貼らせてもらうなど「応援してください!」という気持ちを伝える手段オンライン以外にも存在します。

自分ができる手段を最大限に活用して、告知、集客をがんばりましょう。

 

4)一人で抱え込んでしまう

一人だけで挑戦するよりも、周囲と協力しながら実施する方がより大きな成果につながります。抱え込まず、支え合いながらプロジェクトに挑戦しましょう。

例えば、文章を書くことが苦手でページ制作に苦戦しているならば、文章を書くことや撮影が得意なメンバーをチームに招き入れることや、告知・拡散に苦戦しているならば、「クラウドファンディングに挑戦する/挑戦中なのでSNSで応援してほしい」と周囲に熱意を持って伝え続けることが大切です。

また、お金をかけてプロに外注することも一つの手段です。限られた時間の中で自分一人で全てやろうと頑張り空回るよりも、餅は餅屋と割り切って関係者を頼ることも賢い戦略です。一人では乗り越えることが難しくても周囲を巻き込み協力しながら進めてゆくことで、より楽に乗り越え、より高い目標を目指すことができるでしょう。

 

5)失敗の原因分析と改善のためのアクションをしない

実行者はプロジェクトの過程でさまざまな失敗やトラブルに直面します。事前の発信が足りずに全然拡散されない、価格設定が高すぎた、リターンがお客様の需要にあっていないために同じような別のプロジェクトの支援ばかりが伸びる、などプロジェクトごとに失敗と原因は異なります

「目標達成できなかったから失敗」と諦めてしまうのではなく、失敗の過程で得た情報を分析し、改善策を考え次の行動にうつすことが新たな成功への一歩につながります。Makuakeの実行者の中には、何度もリピートしてプロジェクトを実施する中でファンを掴み、ファンの声をもとに新たな商品開発を行うことでさらに伸びる商品を連発している実行者も多くいます。

プロジェクト実施は、あくまでひとつの手段です。もちろん目標達成することは素晴らしいことですが、挑戦することで得たさまざまな知見を本業で活かし、持続可能な事業を育てていくことこそが本当のゴールと言えるでしょう。

以上が、目標未達成プロジェクトに共通するつまづきポイントをご紹介いたしました。ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

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