伝統技術の継承
職人むすび/愛媛
プロジェクトについて
https://www.makuake.com/project/touga/
- プロジェクト掲載期間:2023/12/22〜2024/2/28
- 応援購入総額:4,246,200円
- サポーター:195人
- カテゴリ:プロダクト
- エリア:愛媛
プロジェクト実施前に抱えていた課題
瓦産業は、愛媛県今治市菊間町で750年続く伝統産業です。しかし、日本全国で過去50年間で3,500事業所から68事業所に激減しました。
菊間町では現在では全国の事業者の約10%にあたる6社が現在でも事業を営んでいます。多彩な細工といぶし銀の独特の味わいを持つ菊間瓦は、製造に高度な技術と設備が必要であり、一旦失われると復旧は非常に困難です。いぶし瓦は単なる屋根材ではなく、日本の文化と歴史とを象徴する素材であり、その継承は日本の遺産を未来へと繋ぐために不可欠だと考えています。
その素晴らしい文化や技術を生かし、瓦を使った新しい製品開発に挑戦し、伝統の技術を継承する方法を模索していました。
当プロジェクトの主な目的は、伝統的な瓦の技術を活用して新しい製品を開発し、市場でのニーズを調査することにありました。これにより、瓦産業の技術と歴史をより多くの人々に知ってもらうとともに、瓦産業の持続可能な発展に寄与したいと考えました。
Makuakeを選んだ理由
テストマーケティングの場として、また購入者からの直接的なフィードバックを得ることができるためです。Makuakeを利用することで、新しい商品の市場適合性を試しながら、具体的な市場データも集めることに期待しました。
キュレーターには非常に手厚いサポートを受けました。プロジェクトページの構成やマーケティング戦略の設計に関して、成功事例をもとに具体的なアドバイスをいただきました。また、小さな相談事項についても、迅速に電話で対応してくれました。
プロジェクト実施によって得られたこと
プロジェクトの成功を通じて、新製品「燈瓦」が市場で受け入れられることがわかりました。
サポーターからは、「文化を生活の中で感じられる取り組みが素晴らしい」とのポジティブなフィードバックが多数寄せられ、「理想的なアイテムを見つけた」「瓦の新しい形に挑戦することで日本の工芸が存続することを支持したい」という声もありました。これにより、今後の製品開発とマーケティング戦略にとても役立つ情報を得ることができました。
今後もMakuakeをテストマーケティングと新製品開発のプラットフォームとして活用していきたいと考えています。国内零細企業、伝統工芸の職人のブランディング、国内だけでなく国際的なマーケティングのサポート強化に期待しています。
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