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【Makuake実行者インタビュー】宇内金属工業株式会社様:極小財布Oneリニューアルで、ブランド歴代最高額の500万円を達成。成功の裏側と事業を加速させる「体制」という資産

宇内金属工業株式会社 装身具事業部が展開するブランド「clife(クリフ)」は、金属加工と皮加工の技術を活かした独自の製品作りを強みとしています。

2025年のプロジェクト「超極小ウォレットONE」では、Makuakeでの挑戦を通じてブランド歴代最高となる500万円以上の応援購入を達成することができました。

この成功は単なる売上という成果に留まらず、私たちの事業推進体制にも大きな変化をもたらしました。本記事では、ブランドとしての挑戦の裏側と、Makuakeと共に歩んだ道のりを紹介します。

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事業の転換期。新たな挑戦への大きなプレッシャー

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元々、装身具事業部はOEMがメインビジネスでした。そのため、SNSやインターネットを活用した一般販売の領域は、人手もノウハウも不足していました。

今回のプロジェクトでは、ブランドとして初めて、外部のパートナーにページ制作や広告運用を依頼するという大きな決断をしました。これは、社内にとって前例のない投資であり、「売上が立っていない段階でコストをかけて、もし失敗したら」という大きなプレッシャーが常にありました。

社内で設定された最低目標金額を超えなければ、今後のMakuakeでの挑戦自体が難しくなるかもしれない。そんな状況下でのスタートでした。


二人三脚で乗り越えた挑戦。Makuake担当者との共走

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その大きなプレッシャーを乗り越える上で、Makuake担当キュレーターの存在が非常に大きな支えとなりました。「初日でこの金額、次はここまで」と具体的なマイルストーンを設定してくれたことで、「この計画通りに進めば目標を達成できる」と信じ、最後まで走り抜くことができました。

また、SNSの活用方法についても、「Instagramはこのくらいの頻度で更新しましょう」「LINEをもっと活用しましょう」といった具体的なアドバイスをいただけたことは本当にありがたかったです。

自分たちだけで進めていては、どこを参考にし、何をすべきか分からなかったと思います。

この二人三脚の取り組みの結果、私たちは目標としていた500万円を達成。ブランドとして過去最高の金額を記録することができました。

 

成功がもたらした、事業を加速させる「体制」という資産

この成功は、社内に確かな変化をもたらしました。最も大きな収穫は、Makuakeを定常的に実施できる社内体制を作ることができたことです。上司からも「もっとMakuakeの実施回数を増やしていこう」という力強い後押しを得られ、新しい挑戦をしやすくなりました。

以前は担当者が数ヶ月かけていたページ制作も、外部パートナーへの依頼が承認されるようになったことで、2〜3週間へと大幅に準備期間を短縮できています。

社内のメンバーもプロジェクトの進捗を日々、気にかけてくれるようになり、チーム全体で成功を分かち合えたこともうれしい変化でした。

事業の広がりという点でも、Makuakeでの実績が信頼となり、百貨店などこれまで接点のなかった販路からお声がけいただく機会が増えました。さらに、自社リソースでは運営が難しかった楽天やYahoo!ショッピングといったECモールへの展開も、Makuake STOREの出品代行サービスを活用することで新たな販売チャネルへ挑戦するきっかけとなりました。

 

「clifeらしさ」を追求し、ファンと共に未来を創る

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私たちが考える「clife」の魅力は、手に取って初めて分かる革の質感と、金属工業だからこそ実現できる真鍮金具といった、独自性のあるものづくりにあります。

お客様から「ペンケースや名刺入れもそろえて持っています」といったメッセージをいただくと、ブランドのファンがいてくださることを実感し、大きな励みになります。

今後は、Makuakeを活用して新商品の需要を確かめ、実績を作ってから一般販売へつなげるという流れを加速させ、新商品をより早いペースでお届けしたいと考えています。

最近のキャッシュレス化のようなトレンドを取り入れる際も、ただ流行に乗るのではなく、そこにどう「clifeらしさ」を融合させるかを常に追求しています。Makuakeでの一時的な成功で終わらせず、長く愛されるブランドであり続けるために。私たちはこれからも、ブランドとしての軸をぶらすことなく、ものづくりに真摯に向き合っていきたいです。

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