3)サンプル完成前にやっておくと、完成後の準備がスムーズになる3つのこと

Makuakeの掲載準備は、サンプル完成後に一度に進みます。だからこそ、その前の段階でどれだけ自社の情報を整理できているかによって、進めやすさが変わります。完成前にやっておくと役立つ3つをご紹介します。
①過去プロジェクトのリサーチ
似たジャンルのプロジェクトが、どのような価格帯・リターン構成・伝え方で設計されていたかを確認しておきます。サンプル完成後にゼロから考え始めるより、参考にできる事例が手元にあるほうが、ページ設計に早く着手できます。
②自社商品の「アタラシイ」要素の言語化
Makuakeは、これまでにない新しさのある商品・体験を対象とするサービスです。自社商品のどこが新しいのか、誰のどのような課題に応えるのかを、サンプルができる前から言葉にしておきます。完成後にあらためて整理するよりも、考えがまとまった状態で準備に入れます。
③一般販売スケジュールからの逆算
3つのなかで最も重要なのがこの点です。Makuakeは国内未発売の商品を対象としているため、一般販売の予定時期が決まっている場合は、その前にMakuakeでの先行販売を実施できるかを早い段階で確認する必要があります。ここを後回しにすると、「Makuakeで先行販売する」という選択肢自体が取れなくなることがあります。
4)掲載申し込み時に整理しておきたい情報

サンプル完成後の申し込み・打ち合わせに向けて、事前にそろえておくと打ち合わせがスムーズに進む情報をまとめました。すべてが揃っている必要はありませんが、完成前から少しずつ整理しておくと、完成後の準備を早く進められます。
- 商品の概要と、解決したい課題
- 想定しているターゲットユーザー像
- 想定価格と想定ロット数(仮の数字でも可)
- 現在の開発の進捗状況と、完成予定時期
- 既存事業や過去の販売実績(ある場合)
- 一般販売の予定の有無と、その時期
なかでも重要なのが、最後の「一般販売の予定」です。すでに一般販売日が決まっている場合は、その日付から逆算してMakuakeのスケジュールを組む必要があります。
5)申し込みから掲載開始までの期間の目安

最終サンプルと各種認証がそろった状態を起点に、申し込みから公開までの流れと期間の目安を整理しました。
|
ステップ |
項目 |
内容 |
期間目安 |
|
① |
掲載申し込み |
申込フォームから相談内容を送信 |
ー |
|
② |
キュレーターからの連絡 |
担当キュレーターから連絡 |
申込から3営業日以内 |
|
③ |
打ち合わせ |
プロジェクトの方向性を確認・調整 |
1〜2週間程度 |
|
④ |
ページ作成・入稿 |
実行者がプロジェクトページを作成 |
約10〜15営業日 |
|
⑤ |
審査 |
取引先審査・実現性審査・表記審査の3段階 |
各2〜3営業日程度(ページ作成と並行) |
|
⑥ |
プロジェクト公開 |
キュレーターの案内後に実行者が公開 |
ー |
|
⑦ |
実施期間 |
推奨実施期間 |
2〜3ヶ月 |
最終サンプルが完成してからプロジェクト公開までは、おおむね1.5〜2ヶ月の準備期間を見ておくと、スケジュールが組みやすくなります。
これに加えて、プロジェクト実施期間(2〜3ヶ月)とリターンの配送期間も必要です。企画段階から逆算すると、半年〜1年単位で考えておくと安心です。
6)まとめ:準備の本格化はサンプル完成後、情報整理は完成前から

新商品開発において、どのタイミングでMakuakeに掲載を申し込むか。本記事の要点を整理します。
-
準備が本格化するのは、最終サンプルが完成してからです。ページ設計もリターン設計も、サンプルがあって初めて具体化できます
-
申し込み自体は企画段階でもできますが、掲載準備の作業はサンプル完成後に集中します
-
サンプル完成前は、過去プロジェクトのリサーチ・「アタラシイ」要素の言語化・一般販売からの逆算を、自社で整理しておく段階です
-
Makuakeの対象は国内未発売の新商品・サービスです。一般販売との順序は早めに確認しておきましょう
-
完成前の整理が進んでいるほど、サンプル完成後の準備を速く進められます
完成前に何もしなくてよいわけではなく、かといってサンプルがないうちから申し込みを急ぐ必要もありません。完成前は自社で情報を整理し、完成後にMakuakeと一緒に具体化する。この順序を押さえておけば、無理のないスケジュールで準備を進められます。
関連記事
- はじめてのMakuake(マクアケ)|クラウドファンディング型ECの始め方と成功のコツ
- プロジェクトの掲載申し込みはいつすべき?審査に必要な準備も解説
- BtoB企業がtoC向け新商品開発の壁を乗り越えるには
- Makuake成功事例20選|ジャンル別に学ぶプロジェクト設計のポイント
アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」では、多くの実行者とサポーターが出会い、新しい価値が生まれています。クラウドファンディングの仕組みを活かしたサービスとして、単なる資金調達の場ではなく、「応援購入」という新しい文化をつくってきました。
Makuakeの仕組みや活用事例、プロジェクトの進め方をまとめた資料をご用意しています。まずは資料請求から、はじめの一歩を踏み出してみてください。
By

