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クラウドファンディングとは|種類や実施方式、魅力、リスクについてまとめて紹介

クラウドファンディングとは、インターネット上で第三者に事業やサービスのプレゼンを行い、賛同者から資金を集める手法です。アタラシイものや体験の応援購入サービス、「Makuake」も、ストーリーあふれるチャレンジをサポートするために、クラウドファンディングの仕組みを活用したサービス のひとつ。今回は「クラウドファンディング」について、種類や実施方式、魅力、注意点などについて幅広くご紹介します。

 

 

1)クラウドファンディングとは

クラウドファンディングとは、インターネット上で事業内容やサービスに関するプレゼンを行い、賛同してくれた人や活動を支援したいと思ってくれる人から資金を集める方法です。

クラウドファンディングは「群衆(Crowd)」と「資金調達(Funding)」という言葉を組み合わせた造語です。クラファン・CFと略されたり、ソーシャルファンディングと呼ばれることもあります。

 

2)クラウドファンディングの歴史

近年注目されているクラウドファンディングですが、歴史は古く、原型となる仕組みは17世紀までに遡ります。代表例としては、自由の女神像の台座が有名です。当時はインターネットがなかったため、新聞を使って台座を建設するための費用を募り、自由の女神像は1886年に完成しました。寄付は1万円以下の少額から募っており、現在のクラウドファンディングに近い手法といえるでしょう。

現在のクラウドファンディングはインターネットの普及に伴い、2000年代の米国を中心に広がり始めました。様々な種類のクラウドファンディングが確立され、多くの企業が運営を行っています。日本でも、2011年にクラウドファンディングのサービスが開始されました。2011年は東日本大震災があった節目の年であり、被災地支援など社会貢献としてのクラウドファンディングが認知されるきっかけとなりました。

最近では、新規事業の立ち上げや商品開発のためにクラウドファンディングを活用する企業が増えています

株式会社マクアケが運営する「Makuake」は、プロジェクト実行者が開発背景などのストーリーと共に発表する新商品や新サービスを、サポーターが応援の気持ちを込めて先行購入することができる、「アタラシイものや体験の応援購入サービス」です。全国約100社の金融機関との連携により日本各地の事業者が活用しているほか、国内外の流通パートナーとも連携し、プロジェクト終了後も事業が広がるよう支援しています。また、プラットフォームとしてプロジェクト実行者とサポーター双方の利便性と満足度向上を目指し、プロダクトの改善や新機能の開発に注力しています。

関連リンク:クラファンとは違う?「応援購入サービス」が目指す世界観—マクアケ共同創業者/取締役の坊垣氏に聞く

 

3)クラウドファンディングの種類

クラウドファンディングは、大きく3つの種類に分類されます。

 

3-1)購入型

購入型は、資金を受け取る代わりに、商品やサービスなどをリターンとして提供するクラウドファンディングです。

購入型クラウドファンディングは個人、企業、任意団体など様々な実行者が活用しています。

購入型を利用するメリットとして、自社のアイディアやサービスをもとに資金調達が行えること、テストマーケティングツールとしての活用、PRや実績作りに活用できることなどが挙げられます。

また、支援者視点でも魅力的なリターンがあり、オンラインショップの延長のような感覚で気軽に参加できるといったメリットがあります。「Makuake」では購入型クラウドファンディングをメインにサポートを行っています。

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「Makuake」は、在庫リスクを抱えない商品展開や、新商品のテストマーケティング、また、一般発売前に商品を話題化させるためのPRとして活用することができますこれまでに数多くの革新的な商品・サービスが生まれており、中には1つのプロジェクトで1億円以上の応援購入を集めたものもあります。

 

3-2)寄付型

寄付型はプロジェクトを実行するために寄付金を募る資金調達方法です。公益性の高い活動を行なっている団体が実行者となり、社会問題の解決を目的として活用されることが多く、具体例として被災地や発展途上国の支援などが挙げられます。寄付であるため、商品やサービスなどのリターンが発生しないのが特徴です。

金銭的なリターンは発生しないものの、手紙や写真、活動報告などを支援者に送付する企業が多い傾向にあります。

また、支援者側のメリットとして、寄付型クラウドファンディングで資金を提供した場合、寄付金控除を受けられることがあります。個人が一定の法人に対して寄付を行った場合に寄付金控除の対象となります。

 

3-3)金融型

金融型は、株式発行やファンドの仕組みを利用したクラウドファンディングです。資産運用したい個人(投資家)から資金を集め、企業に融資する資金調達方法です。小口で支援者から集めた資金は、大口化して企業に融資され、一定期間経過後に分配金や利息という形で支援者にリターンされます。

スタートアップ企業やベンチャー企業といった実績が少ない企業でも資金を調達しやすいのがメリットです。日本では、「ソーシャルレンティング」として知られています。

 

4)購入型クラウドファンディングに注目が集まる理由

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昨今、数あるクラウドファンディングの中でも、金融型に次いで購入型クラウドファンディングの市場拡大傾向が見られます。

これは、購入型クラウドファンディングがプロジェクトの資金を集めるだけでなく、気軽にテストマーケティングができたり、企業や業界全体の認知度を高めるというメリットがあるためです。

数多くのサービスが存在する現代では、良い商品・サービスを開発したとしても、埋もれてしまいがちです。クラウドファンディングを活用することで、商品・サービスの認知や企業のブランディングにつなげることができます。

また、クラウドファンディングを利用する企業は業種問わずバラエティが豊富なことも特徴です。例えば、以下のようなジャンルの企業がクラウドファンディングにてサービスを提供しています。

 

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  • フード
  • プロダクト
  • 飲食店
  • アート
  • スポーツ
  • 出版
  • ゲーム
  • アニメ、映画
  • 教育
  • 社会貢献
  • 地方創生や地域活性化

ジャンル問わず、様々な企業が参入できる購入型クラウドファンディング。支援者にとっても魅力的なサービス・商品を知るきっかけにもなります。また、社会にとって良いことをしたいという意欲やプロジェクト実行者に対する共感が、クラウドファンディングで支援する動機にもつながっています。

このように、企業と支援者双方にメリットをもたらしてくれることが、クラウドファンディングが注目を集める要因となっています。

アタラシイものや体験の応援購入サービス、「Makuake」は、そんな購入型クラウドファンディングにおいて国内最大級の規模を誇るプラットフォーム。まだ世の中にない新商品やサービスを消費者がいち早く応援購入できることで、様々なチャレンジをサポートしています。

参考:「クラウドファンディング(購入型)の動向整理」三菱UFJリサーチ&コンサルティング

 

5)クラウドファンディングの実施方式

クラウドファンディングは「All In型」と「All or Nothing型」の2つの実施方式に分かれます。

 

5-1)All In型

「All In型」は、目標金額に達成しなかったとしても、プロジェクト終了日までに集まった資金を獲得できる実施方式です。そのため、目標金額の達成の有無にかかわらず資金を受け取れるものの、リターンやサービスを提供したり、プロジェクトの実施を確約したりする必要があります。

支援者からみたメリットとしては、必ず手元にリターンが届く安心感があり、より気軽に支援しやすいことがメリットです。そのため、プロジェクトをやるやらないに関わらず商品やサービスのローンチが確定しており、より効率的に金額を伸ばしたい、より大きく話題化したいといった場合には「All In型」がおすすめです。

 

5-2)All or Nothing型

「All or Nothing型」は、目標金額を達成した場合のみ、資金を受け取ることができる実施方式です。目標金額に達成しなかった場合はプロジェクト不成立となり、資金調達はキャンセルされリターンをお届けする義務も発生しません。目標金額に関しては、プロジェクトのコストや支援が見込める金額を考慮した上で設定するのがポイントになります。

目標金額を達成しないと実施することができないプロジェクトやリターンを企画されている場合は、「All or Nothing型」がおすすめです。

 

6)クラウドファンディングの5つの魅力

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クラウドファンディングを取り入れることで得られる5つの魅力を紹介します。

 

6-1)ファンを獲得できる

プロジェクトページやSNS発信などを通して事業の想いや熱意を語り、商品やサービスのファンを獲得することができます。支援者の方と双方向でコミュニケーションを取ることで信頼関係を築き、よりLTVの高い優良顧客へと育てていくことも可能です。

また、プロジェクトを通じてファンになってくださるお客様は、感度が高くプロジェクト終了後も利用してくれる見込みが高いと考えられます。商品やサービスをきっかけに、自社の取り組みや次回の商品に興味を持ってもらえれば、自社の継続的な売上が期待できます。

 

6-2)多くの人に宣伝できる

クラウドファンディングは、資金を調達できるだけでなく、宣伝面のメリットも見込めます。一般的に自社で商品やサービスを売る際は、営業や集客も自社で行っていかなければいけません。しかし、商品・サービスの開発だけでなく、集客も行うとなるとなかなかの手間とコストがかかります。

クラウドファンディングが社会的に浸透してきている今、各プラットフォームごとの会員数も順調に伸びています。クラウドファンディングの実施を大体的に公表することで、自社単体でプロジェクトを実施するよりもさらに多くの人の目に触れることも可能です。また、情報が広まることでSNSで話題になったり、ニュースで取り上げられたりなど、自社ブランドの確立や商品・サービスの認知度の向上につながります。

 

6-3)テストマーケティングツールとして活用できる

クラウドファンディングは、テストマーケティングとして活用することもできます。ユーザーの声や購買にまつわる数値を分析することで、ターゲットやニーズを把握することができ、商品やサービスの開発・改善に生かせます。

しかし、従来のテストマーケティングでは、展示会の出展や広告出稿など多額のコストを要していました。クラウドファンディングにかかるのは主にリターン制作費と手数料のみです。従来の方法と比べてコストを抑えてテストマーケティングすることができます。

 

6-4)リターンの種類が選べる

クラウドファンディングでは、プロジェクトの内容に応じて様々なリターンを設定することが可能です。

購入型クラウドファンディングでは、商品やサービス、体験などをリターンとして設定できます。 

商品の場合は一般発売よりも早く、そしてお得に商品を購入できるようなケースや、飲食店の場合は限定のコースを楽しめる食事券などをリターンにするようなケースが挙げられます。

 

6-5)資金調達ができる

資金調達方法と聞くと、銀行融資や投資家からの出資などが挙げられるでしょう。しかし、銀行融資ではさまざまな事情で、融資が下りないケースもあります。

クラウドファンディングでは、インターネットを活用することで不特定多数の第三者から資金を集められるようになりました。支援者側も少額で出資できることから、気軽に投資しやすいのです。賛同者を集めることができれば、誰でも資金調達することができます。規模・実績を問わず資金調達しやすいのがクラウドファンディングの大きな魅力といえるでしょう。



7)クラウドファンディングの3つのリスク

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クラウドファンディングにはリスクもあります。リスクを十分に把握した上で、クラウドファンディングを実施することが大切です。ここではクラウドファンディングの3つのリスクを紹介します。

 

7-1)資金調達に時間がかかる

クラウドファンディングの資金調達では時間がかかることが想定されます。クラウドファンディングの募集期間は平均で30〜60日ほどですが、プロジェクトページの制作やPR、リターンの制作準備などを考慮すると2〜4か月ほど必要になります。

また、想定するターゲットにしっかりとアプローチできないと、資金が集まらないどころか、目標金額を達成できないこともあります。目標金額が達成できなかった場合も考慮して、その他の資金調達方法を検討する必要もあります。クラウドファンディングを検討する際は、計画性をもって取り組むようにしましょう。

 

7-2)アイデアや事業内容が他社に知られてしまう可能性がある

クラウドファンディングで告知することにより、アイデアや事業内容が競合他社に知られてしまう可能性があります。

資金調達に時間がかかっていると、競合他社に先に似たような商品・サービスを打ち出してしまう可能性もあります。事前に特許や商標を出願するなど、しっかり対策を立て準備を進めるようにしましょう。

 

7-3)リターンを遂行する義務が発生する

プロジェクト実行者は目標金額を達成したら、応援してくれたサポーターに対しリターンの提供をしなければいけません。期日までにリターンを提供できない場合、自社が責任を負うことになります。

最悪の場合、損害賠償や会社のイメージダウンにつながってしまうこともありますので、想定外の配送遅延が起きてしまった場合でも、サポーターと綿密にコミュニケーションをとるなど責任を持って取り組むことが大切です。

 

8)クラウドファンディング実施の流れ

クラウドファンディングは以下の流れで実施されます。

  1. 目標を設定する
  2. クラウドファンディングの種類を決める
  3. 利用するプラットホームを決める
  4. プロジェクトページを作成する
  5. プロジェクトを公開する
  6. プロジェクトの途中経過を報告する
  7. プロジェクトが終了したら、支援者へリターンを提供する

まずは、プロジェクトの内容や目標金額、利用するクラウドファンディングの種類を決めます。次に利用するプラットホームを決めます。プラットフォームによって特徴や手数料が異なるため、自社にあったプラットフォームを選びましょう。

プラットフォームが決まったら、必要な書類を準備した上で申請し審査結果を待ちます。審査に通ったらプロジェクトページの掲載準備を進めていきます。プロジェクトページの内容はプロジェクト成功に大きく影響しますので、丁寧に作り込んでいきましょう。

プロジェクトページの準備が整ったら、プロジェクトを公開します。プロジェクトを成功させるためにも、途中経過を報告するなど積極的に発信していくことが大切です。目標金額に達したら支援者への感謝の報告と共にリターンの手配を進め、リターン配送完了をもって一つのプロジェクトが完結します。

準備段階から配送完了までの期間を通じて支援者への報告・感謝の気持ちを伝えることを忘れないようにしましょう。



9)クラウドファンディングに関するよくある質問

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最後にクラウドファンディングに関するよくある質問をいくつか紹介します。

 

9-1)Q.クラウドファンディングを利用する条件はあるのか?

クラウドファンディングを利用する上での条件はありません。クラウドファンディングを運営する会社の審査を通過することができれば、誰でもプロジェクトを公開することができます。

ただし、プロジェクトを公開したからといって目標金額を獲得できるわけではありません。プロジェクトを成功させるためにも、プロジェクトの内容を工夫して、積極的にアプローチしていくことが求められます。

 

9-2)Q. クラウドファンディングで集めた資金の返済の必要はあるのか?

返済が必要かどうかは、クラウドファンディングの種類によります。

寄付型・金融型は、プロジェクトが失敗となれば、期間内に集めた資金は全額返金となります。また、プロジェクトの実施方式が「All or Nothing型」で支援金額が目標金額に達しなかった場合も、プロジェクトは実行されずに、集まった支援金は全額返金しなければいけません。

一方、購入型は商品やサービスをリターンとして設定するため、返済の必要がありません。

 

9-3)Q. 失敗した場合はどうなるのか?

クラウドファンディングは「All In型」と「All or Nothing型」の2つの実施方式があり、失敗した場合の対応が異なります。

「All In型」では、目標金額に達成しなくても資金を獲得できる実施方式であるため、返金の必要がなく、プロジェクトを実施することができます。この場合は支援者に対してリターンを用意する必要があります。

「All or Nothing型」では目標金額を達成した場合のみ、資金を手にすることができる実施方式です。そのため、目標金額に達しなかった場合はプロジェクトを実行できず、それまでに集まった資金が全額返金となります。

 

10)まとめ

今回の記事では、クラウドファンディングとは何か、概要から種類や実施方式、魅力、リスクについて紹介しました。クラウドファンディングは、業種や規模、実績に関係なく資金が調達できる仕組みです。

様々な魅力があるクラウドファンディングですが、もちろんリスクもありますので、仕組みをしっかりと理解した上で活用し事業の成長につなげていきましょう。

なお、Makuakeは累計26,000件以上のプロジェクト数を誇る国内最大級の購入型クラウドファンディングサービスです。ご興味のある方は下記より詳細の資料をダウンロードください。

 

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