クラウドファンディングの手数料を徹底比較【2026年最新版】
「クラウドファンディングに挑戦したいけれど、手数料がどのくらいかかるのかわからない」「各サービスで手数料がどう違うのか、まとめて確認したい」——こうした疑問を持つ方は少なくありません。
クラウドファンディングには複数のプラットフォームがあり、手数料の仕組みもさまざまです。単純にパーセンテージだけを比べても、サポート体制や集客力によって実際のコスト感は大きく変わります。
この記事では、主要プラットフォームの手数料を一覧で比較したうえで、「なぜ手数料の高いサービスが選ばれるのか」という視点から、プラットフォーム選びの本質をわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- クラウドファンディングの手数料の仕組み(内訳と相場)
- 主要4プラットフォームの手数料比較(一覧表)
- 手数料だけで選んではいけない理由
- プロジェクトタイプ別のプラットフォーム選び方
- 手取り額の目安がわかるシミュレーション表
※本記事では、クラウドファンディングに関する一般的な用語として「起案者」「支援者」を使用しています。なお、Makuakeでは「実行者」「サポーター」と呼称しています。
3)手数料だけで選んではいけない理由
4)プロジェクトタイプ別・プラットフォームの選び方
5)手取り額シミュレーション
6)Makuakeが新商品ローンチに選ばれる理由
7)よくある質問
1)クラウドファンディングの手数料とは?仕組みと内訳

クラウドファンディングの手数料とは、プロジェクトが成立した際に、集まった支援金(売上)からプラットフォームに支払う費用のことです。一般的に「支援総額 × 手数料率」で算出されます。
手数料は大きく以下の2種類で構成されています。
プラットフォーム利用手数料
サービスの運営・管理・キュレーター人件費など、プラットフォームの仕組み全体に対して支払う費用です。相場は10〜15%程度です。
決済手数料
クレジットカードや電子マネーなど、支援者からの入金処理にかかる費用です。相場は5%前後です。
2つを合計したものが、一般的にいわれる「手数料20%」や「手数料17%」にあたります。
【ポイント】手数料はプロジェクトが成立した場合のみ発生します(All in方式を除く)。掲載料・相談料・審査料は無料のプラットフォームが多く、プロジェクトが不成立の場合は手数料がかからない仕組みが一般的です。
クラウドファンディングの基本的な仕組みや種類については「クラウドファンディングとは?|仕組み・種類・メリット・デメリットをわかりやすく解説」で詳しく解説しています。
2)主要プラットフォームの手数料を一覧で比較

以下の表は、国内主要プラットフォームの手数料・月間訪問数・サポート体制・得意ジャンルを整理したものです。
|
プラットフォーム |
手数料(税抜) |
月間訪問数 |
掲載サポート |
向いているプロジェクト |
|
Makuake |
20% |
月間350万 |
専任キュレーターによる伴走 |
新商品ローンチ・テストマーケティング |
|
CAMPFIRE |
17% |
月間360万 |
セルフサーブ中心(追加費用でフルサポートも) |
個人・小規模・オールジャンル |
|
GREEN FUNDING |
20% |
月間210万 |
パートナー連携中心 |
ガジェット・テクノロジー系 |
|
READYFOR |
12〜17% |
— |
セルフサーブ中心(追加費用でフルサポートも) |
社会貢献・医療・NPO |
※月間訪問数は各社公開データをもとに記載(2025年12月時点)。
手数料だけを見ると、READYFORが低い印象を受けます。ただし、各プラットフォームには得意ジャンルがあり、手数料の低さだけで選ぶと集客が思うようにいかないケースも少なくありません。
3)手数料だけで選んではいけない理由

クラウドファンディングの手数料を考えるうえで重要な視点があります。それは「手数料=集客代行料金」という発想です。
知名度が高く、集客力のあるプラットフォームほど手数料が高くなる傾向があります。自力で集客する力がある起案者であれば手数料の低いサービスを選ぶ判断もありますが、多くの場合、プラットフォームの集客力がプロジェクト成功に大きく影響します。
手数料以外に確認すべき3つのポイント
集客力:月間訪問数と会員数。ユーザー基盤が大きいほど、プロジェクトが自然に目に触れる機会が増えます。
サポート体制:専任担当者がつくか、セルフサーブかによって準備の負荷が大きく変わります。
ジャンルとの相性:プラットフォームごとにユーザー層が異なります。自分のプロジェクトが「見てもらいやすい場所」を選ぶことが重要です。
【注意点】手数料が安くても、プロジェクトが目標金額に届かなければ意味がありません。集客力・サポート・ジャンル相性を総合的に判断したうえでプラットフォームを選ぶことをおすすめします。
クラウドファンディングのメリットを詳しく知りたい方は「クラウドファンディングのメリット7選!資金調達だけじゃない目的別の利点を成功事例とともに解説」も参考にしてください。
4)プロジェクトタイプ別・プラットフォームの選び方

どのプラットフォームを選ぶかは、プロジェクトの目的と内容によって変わります。以下を参考に、自分のプロジェクトに合うサービスを検討してください。
新商品のローンチ・テストマーケティングが目的の場合
量産前の新商品を世に出し、市場の反応を確かめながら資金を確保したい場合は、購入型クラウドファンディングの仕組みを活用したプラットフォームが向いています。購入者の属性データや応援コメントから、ターゲットとのズレや改善点を検証できるのが特徴です。
テストマーケティングの手法について詳しくは「テストマーケティングとは? 手法・成功のポイント・事例を徹底解説」をご覧ください。
個人・小規模のプロジェクトの場合
アイデアを形にしたい個人や、審査ハードルを低く抑えてまずは挑戦したい場合は、オールジャンル対応でセルフサーブ型のプラットフォームが向いています。
社会貢献・NPO・医療系プロジェクトの場合
社会課題の解決や非営利活動を目的とする場合は、寄付型に対応したプラットフォームが適しています。手数料が抑えられるプランが用意されているケースもあります。
5)手取り額シミュレーション

手数料20%のプラットフォームを利用した場合の、目標金額別の手取り概算は以下のとおりです。プラットフォームにより税金を含むケース・含まないケースがあるため、ここでは税込みの約22%を想定した概算を掲載しています。
|
目標金額 |
手数料(20%) |
税込み想定 |
手元に残る金額(概算) |
|
100万円 |
20万円 |
〜22万円 |
約78万円 |
|
300万円 |
60万円 |
〜66万円 |
約234万円 |
|
500万円 |
100万円 |
〜110万円 |
約390万円 |
|
1,000万円 |
200万円 |
〜220万円 |
約780万円 |
※上記はあくまでも概算です。実際の手取り額はプラットフォームの手数料体系によって異なります。リターンの製造・配送コストは含みません。
手取り額だけでなく、リターン品の製造費・梱包費・配送費なども別途発生する点に注意が必要です。プロジェクトを立ち上げる前に、収支のシミュレーションをしっかり行っておきましょう。
6)Makuakeが新商品ローンチに選ばれる理由

Makuakeは「アタラシイものや体験の応援購入サービス」として、累計応援購入総額1,200億円を突破、累計会員数330万人以上、累計プロジェクト数48,000件以上が実施され、多くのサポーターのみなさまと実行者が出会える場となっています(2025年12月末実績)。
手数料20%でも選ばれる3つの理由
専任キュレーターによる伴走支援:プロジェクトページの設計から公開後のコミュニケーションまで、専任担当者がオンラインミーティングとメッセージで継続的にサポートします。初めてプロジェクトを実施する事業者でも取り組みやすいのが特徴です。
応援購入という形での市場検証:購入者の属性・応援コメント・達成金額という3つのデータが一度に得られます。「どんな人が・どんな理由で応援したか」を可視化できるため、量産前の商品改善や販路開拓の判断材料として活用できます。
新商品に関心の高いサポーター層:Makuakeには「まだ世にない商品をいち早く手に入れたい」という購買意欲の高いユーザーが集まっています。ガジェット・家電・食品・ファッションなど、新商品との親和性が高いジャンルで多くの成功事例が生まれています。
手数料はマーケティング投資として考える
Makuakeの手数料20%は、単なるプラットフォーム利用料ではなく、「330万人以上のサポーターへのリーチ」「専任キュレーターによる企画精度の向上」「テストマーケティングとしての市場検証コスト」を包括した投資として捉えることができます。
従来の広告出稿や展示会出展と比較したとき、Makuakeを通じた応援購入は「売上を立てながら認知を獲得できる」点が大きく異なります。手数料の高さを気にするよりも、「プロジェクトを通じて何を得るか」を設計することが、成功の鍵になります。
Makuakeでの成功事例を詳しく知りたい方は「Makuake成功事例20選|ジャンル別に学ぶプロジェクト設計のポイント」をご覧ください。
7)よくある質問

Q. 手数料の支払いタイミングはいつですか?
A. プロジェクト終了後、集まった支援金から手数料を差し引いた金額が起案者の口座に振り込まれます。プロジェクト実施中に手数料を先払いする必要はありません。
Q. 目標金額に達しなかった場合、手数料はかかりますか?
A. All-or-Nothing型(目標金額未達成の場合に不成立となる方式)では、プロジェクトが不成立となった場合、手数料は発生しません。All-in型(目標金額に関わらず成立する方式)では、集まった金額に対して手数料が発生します。どちらの方式かはプラットフォームやプロジェクト設定によって異なるため、事前に確認が必要です。
Q. 手数料以外に追加で費用はかかりますか?
A. 掲載料・審査料・相談料が無料のプラットフォームが多くあります。ただし、リターン品の製造費・梱包費・送料・動画制作費・PR費用など、プロジェクトを成功させるための付随コストは起案者が負担します。これらも含めた収支計画を事前に立てておくことをおすすめします。
クラウドファンディングの具体的な始め方については「クラウドファンディングのやり方 完全ガイド|初心者が成功するための6つのステップとコツ」で詳しく解説しています。
8)まとめ

クラウドファンディングの手数料は、プラットフォームによって10〜20%と幅があります。ただし、手数料の低さだけでプラットフォームを選ぶのは危険です。集客力・サポート体制・ジャンルとの相性を総合的に判断することが、プロジェクト成功への近道です。
- 手数料の相場は10〜20%(プラットフォーム利用料+決済手数料の合計)
- 手数料が高いプラットフォームほど集客力・サポートが充実している傾向がある
- プロジェクトの目的と内容に合ったプラットフォームを選ぶことが最も重要
- 手取り額だけでなく、リターン品のコストも含めた収支計画が必要
アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」では、多くの実行者とサポーターが出会い、新しい価値を生み出しています。Makuakeはクラウドファンディングの仕組みを活かしたサイトとして、単なる資金調達の場ではなく、「応援購入」という新しい文化を創造しています。
Makuakeの仕組みや活用事例、プロジェクトの進め方をまとめた資料をご用意しています。まずは資料請求から、はじめの一歩を踏み出してみてください。
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